記憶にある涙
今日は昨日録画したジャンクスポーツを見ました。豊ノ島相変わらず弄られすぎてて面白かったです。来週は後編やるみたいなので、わすれないうちに録画しました。
ではタイトルの話。
最近結構土俵上で泣く力士が増えたと感じます。徳勝龍の優勝が記憶に新しいですが、あそこまで号泣とまでいかなくても、ちょっと泣いてるのかな?くらいの感じは結構ありますね。もしくは土俵下に降りてまだ花道を下がっていない状態で泣いてる力士もわりと多いと思います。
そんな中でよく覚えているのが14連敗で迎えた千秋楽の豊真将。嘉風戦でその場所の初勝利をあげました。深々と礼をし、千秋楽にして初めての勝ち名乗り。どれだけ待ち望んだことでしょう。なんて考えたら泣けてきますね。
あとは白鵬に勝った時の豊響。確かこの場所の白鵬は不調で、このあと3連敗くらいしたんだったかな。あの時の豊響の涙も印象的です。
そして何度見ても泣けるのが2017年九州場所千秋楽の安美錦対千代翔馬戦。安美錦は幕内に戻ってきて7勝7敗。千秋楽勝てば勝ち越しと敢闘賞の受賞。この一番に勝ちどちらも手にした安美錦は土俵を下りた時点でもう泣いていて、インタビューはもうこちらももらい泣きするほど。ここで詳しく書くまでもありませんが、つらい事ばかりですけど家族が支えてくれた、みたいなことを言っていて本当に感動のインタビューでした。
逆にこれは泣きすぎでは、と思ったのが友風が鶴竜に勝った時のインタビュー。この時は確か場所前に兄弟子である嘉風が引退したんだったと思います。ただ、あまりにも号泣していて「嘉風、生きてるんだよね?」って思うほどでした。その後怪我をしてしまった友風ですが、また上がってきてくれるのを本当に楽しみにしています。
そしてまた貴乃花の話になりますが、初優勝した時に全く表情が変わらなかった19歳ってよく考えたらすごいことだと思いました。曙や武蔵丸、若乃花だって初優勝時は20代前半でしたが、泣いていた記憶はないですね。記憶にないだけかな。千代大海や出島も泣いてなかったような気がします。はじめてリアルタイムで泣いてるのを見た力士って多分年間制覇したときの朝青龍じゃなかったかな。それくらい力士の涙というのを見た記憶がありません。
別に泣かないのがいいとか、泣いたらダメとかそういうことが言いたいのではありません。ただ、最近の力士は感情をあまり隠さない人が多いので、昔より親しみやすさを感じるなぁとは思います。阿炎が優勝したらめっちゃ泣いて、インタビューで喋りまくるのかな。そんな日を楽しみに相撲観戦を続けます。
今日は久しぶりにいいお天気でした。
それでは、今日はこのへんで。