気ままに大相撲論

相撲好き歴28年。思いつくまま相撲の話します。

令和2年11月場所千秋楽

7日目から体調不良で全く更新できませんでした。1週間たってやっと回復しつつあるので、千秋楽について書きたいと思います。

 

千秋楽はなんと言っても結びの一番、1敗貴景勝と2敗照ノ富士の対戦が見どころでした。勝てば優勝の貴景勝、まず一つ勝って決定戦に持ち込みたい照ノ富士。二人の想いがぶつかりあった一番になりました。

結果は照ノ富士が浴びせ倒しで勝利。決定戦が行われることになりました。

 

そして決定戦。

本割で仰向けにされてしまった貴景勝、いい相撲で倒した照ノ富士。それぞれどんな想いで土俵に上がったのでしょうか。正直言ってこの時貴景勝が勝つ未来は見えませんでした。

しかし時間いっぱい、なんの迷いもなく手を先に付いたのは貴景勝。そしてためらうことなく照ノ富士に向かっていくと、そのまま一気に土俵の外へ。照ノ富士は何もできず土俵を割りました。その後映し出された貴景勝の唇は震えているように見えました。

大関での初優勝。色々辛いことがたくさんあったと思います。まだ24歳なのに背負うものがたくさんあったと思います。それを乗り越えて掴んだ優勝。記念撮影での笑顔はとても素敵でした。本当におめでとうございます。

 

三賞は、殊勲賞なし、敢闘賞が志摩ノ海と千代の国、技能賞が照ノ富士でした。

 

ちなみに優勝予想は外れましたが、大栄翔は10勝と素晴らしい成績でした!

来場所は照ノ富士大関取り、貴景勝の綱取りと楽しみがたくさんですね!

 

また時間がある時に場所の振り返りをしたいと思います。