気ままに大相撲論

相撲好き歴28年。思いつくまま相撲の話します。

8年前の「相撲」を発見

なんだか日本大変なことになってますね。子ども達の学校も休校になり、多分このまま春休みに入るのではと思います。そして春場所の開催も中止または無観客試合となりそうですね。それについて色々思うことはありますが、ここでどうこう言っても仕方ないので控えます。私の住む北海道は週末外出控えなければならないので、部屋の片づけ等していたら、2012年6月号の相撲という雑誌を見つけました。

 

表紙は旭天鵬白鵬です。そう、2012年夏場所旭天鵬が優勝した場所でした。37歳8ヶ月の最年長V。この時は12勝3敗同士で栃煌山と決定戦でしたね。なんとなく記憶に残ってるのですが、この場所って稀勢の里も千秋楽まで優勝争いに残っていたような気がします。というかむしろ結構終盤まで単独トップだったような…と気になってきたのでページをめくってみました。

「11日目終わって10勝1敗、後続8人の3敗力士に2差をつけ優位に立った」

まじかー!って感じです。このあと2連敗し、14日目は日馬富士に勝ったものの、千秋楽は把瑠都にやぶれ、終わってみれば11勝4敗ということでした。めちゃくちゃチャンスの場所だったんですね。初優勝は2017年初場所だから、このあと5年近くかかるんですね。

 

ちなみにこの場所は6大関いました。日馬富士把瑠都稀勢の里琴奨菊琴欧洲(さんずいの頃か…)、鶴竜です。成績は日馬富士琴欧洲鶴竜が8勝、把瑠都が9勝、琴奨菊が10勝、稀勢の里が11勝。そして一人横綱白鵬は10勝でした。中盤3連敗したときですね。豊響涙の金星の時かな。豪栄道は関脇で白鵬を破り勝ち越したので、殊勲賞を受賞しています。

 

さて、私の大好きだった安美錦はといいますと、西小結で7勝8敗と惜しくも負け越し。この場所実は初日に白鵬に勝っているんですよね。他にも把瑠都鶴竜琴欧洲にも勝って7勝7で迎えた千秋楽は碧山戦でした。この一番はよく覚えていて、碧山に一方的に押し出されてしまったんですよね。勝ち越しと殊勲賞は残念ながらなくなってしまいました。この後いつかは忘れましたが、逆の立場で千秋楽に対戦があり、安美錦が土俵を一周半ほど周って碧山の押しを回避し、最後は安美錦の勝利という場所があったと思います。一つ付け加えますと、白鵬が初日にやぶれたのは2008年九州場所以来20場所ぶりだったらしく、ちなみにそのときの対戦相手も安美錦でした。

 

十両以下も見てみますと、十両優勝玉飛鳥、幕下が寺下、三段目が太田、序二段が巨東、序ノ口が大砂嵐でした。寺下さんはのちの丹蔵ですね。太田さんは現在序二段にいるみたいです。巨東さんは先場所まで幕下にいましたが、今場所は三段目に下がっています。大砂嵐については書くまでもないですね。

 

データはいくらでもネットで見ることができますが、雑誌もまた当時のことを思い出させてくれて楽しいものですね。あまり買うことはないのですが、これからも時々買おうかなと思います。

 

それでは、今日はこの辺で。