千代大海とか出島とか
私の中で、千代大海・出島・魁皇・栃東・武双山・雅山ってほぼ同時期に大関になっていたような印象があったのですが、ちゃんと調べてみると、
の順番に昇進していたのですね。でも栃東だけちょっと空いてるけど、あとは1年半の間に5人昇進しているのだから、すごい大関ラッシュのイメージがあったのは間違いなかったのだなぁと思います。中でもよく覚えているのが千代大海と出島。
千代大海は若乃花との優勝決定戦を制して初優勝と大関昇進を同時に達成したと思います。確かこの時は本割で勝って、優勝決定戦の1回目は同体取り直しになって、2回目で決めたのではなかったでしょうか。千代大海のインタビューで「親方に3回取るつもりで行け」と言われたというのがありました。「本割と決定戦で多くても2回なのに親方間違えてるのかなぁと思いながら『はい』と言ったけど、本当に3回取ることになるとは」っていうのがとても印象的でした。さすが千代の富士ですね。
出島は曙との優勝決定戦を制して初優勝と大関昇進を同時に決めたのではなかったのでしょうか。出島と曙ってこれ以外での対戦が全然思い出せないのですが、12回も対戦していました。対戦成績は五分です。出島が大関の頃というと曙や若乃花は晩年でしたし、貴乃花も休場が多かったのであまり横綱との対戦はないのかもしれないですね。武蔵丸は同部屋だし。
まぁなんでこんなことを思い出したのかと言うと、今後こんな大関昇進ラッシュなんてあるのかなとふと思ったからです。一時期ラッシュではないけど6大関なんて時代もありましたね。そしてまた先にあげた大関ラッシュの時って、わりとみんな若くして昇進していますね。魁皇がちょっと歳いってたような気がしますが、それでも28歳ですね。あとはみんな20代前半といったところでしょうか。と思ったら武双山も28歳で栃東と出島は25歳でした。千代大海と雅山は22歳です。
現在大関候補にあがっている平成4年生まれは今年で28歳、平成6年生まれは26歳になります。昔のように中卒で入門力士が減り、大卒力士が増えたことで20代前半での大関や横綱昇進というのはあまりなくなってきましたが(貴景勝は高卒で22歳で大関昇進)