気ままに大相撲論

相撲好き歴28年。思いつくまま相撲の話します。

千代大海とか出島とか

私の中で、千代大海・出島・魁皇栃東武双山雅山ってほぼ同時期に大関になっていたような印象があったのですが、ちゃんと調べてみると、

  1. 千代大海(平成11年3月)
  2. 出島(平成11年9月)
  3. 武双山(平成12年5月)
  4. 雅山(平成12年7月)
  5. 魁皇(平成12年9月)
  6. 栃東(平成14年1月)

の順番に昇進していたのですね。でも栃東だけちょっと空いてるけど、あとは1年半の間に5人昇進しているのだから、すごい大関ラッシュのイメージがあったのは間違いなかったのだなぁと思います。中でもよく覚えているのが千代大海と出島。

 

 

千代大海若乃花との優勝決定戦を制して初優勝と大関昇進を同時に達成したと思います。確かこの時は本割で勝って、優勝決定戦の1回目は同体取り直しになって、2回目で決めたのではなかったでしょうか。千代大海のインタビューで「親方に3回取るつもりで行け」と言われたというのがありました。「本割と決定戦で多くても2回なのに親方間違えてるのかなぁと思いながら『はい』と言ったけど、本当に3回取ることになるとは」っていうのがとても印象的でした。さすが千代の富士ですね。

 

出島は曙との優勝決定戦を制して初優勝と大関昇進を同時に決めたのではなかったのでしょうか。出島と曙ってこれ以外での対戦が全然思い出せないのですが、12回も対戦していました。対戦成績は五分です。出島が大関の頃というと曙や若乃花は晩年でしたし、貴乃花も休場が多かったのであまり横綱との対戦はないのかもしれないですね。武蔵丸は同部屋だし。

 

まぁなんでこんなことを思い出したのかと言うと、今後こんな大関昇進ラッシュなんてあるのかなとふと思ったからです。一時期ラッシュではないけど6大関なんて時代もありましたね。そしてまた先にあげた大関ラッシュの時って、わりとみんな若くして昇進していますね。魁皇がちょっと歳いってたような気がしますが、それでも28歳ですね。あとはみんな20代前半といったところでしょうか。と思ったら武双山も28歳で栃東と出島は25歳でした。千代大海雅山は22歳です。

現在大関候補にあがっている平成4年生まれは今年で28歳、平成6年生まれは26歳になります。昔のように中卒で入門力士が減り、大卒力士が増えたことで20代前半での大関横綱昇進というのはあまりなくなってきましたが(貴景勝は高卒で22歳で大関昇進

その分力士寿命が延びてきているので、30近くで大関になってもまだまだ横綱になれる可能性というのはあるような気がします。
 
仮に1年半で5人大関になるとしたら、誰が考えられるでしょう?
おそらくまずは朝乃山(平成6年(ちなみに早生まれなので平成5年度))
あとは阿炎(平成6年)、炎鵬(平成6年)、大栄翔(平成5年)、北勝富士(平成4年)あたりが現在幕内にいる中ではありえるかなと…かなり無理矢理ですがあげてみました。平成11~12年のようなラッシュはやはり考えづらいですね。1年後どころか来場所すら予想ができません。
 
なんだか昨日と似たような内容になりました。次の横綱も考えてみたけど浮かびませんね。御嶽海のせり上がりはなぜかイメージできるんですけどね。
 
それでは、今日はこの辺で。